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令和3年度 放課後子ども教室プチ調査 結果まとめ



新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてすでに2年が経過しました。学校活動も大幅に制限がかけられている中、放課後子ども教室にもその影響は色濃く出ています。

そんなコロナ禍にあって、各校ではどのように放課後子ども教室が運営されているのか。意外と他校の様子はあまり知らないという方もいます。


小P連では、その実態を調査することで放課後子ども教室の運営のヒントになるのではと考え、加盟校を対象にアンケートを実施し、計26校に回答を寄せていただきました。ご協力ありがとうございました!

 
アンケート項目:

 

1. 放課後子ども教室を行っていますか?


はい :25校
いいえ:1校

[いいえの1校の行っていない理由]

必要な家庭は学童(校内学童)を利用できる環境(学童利用の条件が満たされていれば、ほぼ6年まで利用できる)。また、学童を利用しない家庭でも、近隣に親戚宅等があり放課後児童のサポートができる環境にあるため、人員を確保する事の方が難しく開催に至らない。

 

2. 開催日は週何日ですか?


1日:2校
2日:2校
3日:2校
4日:2校
5日:16校
6日:1校
 

3. 活動場所はどこですか?(複数選択可)


教室 :16校
校庭 :25校
体育館:13校
校外 :1校
 

4. 該当する活動プログラムはありますか?(複数選択可)


場所の開放のみ:19校
学習支援   :10校
教養講座   :1校
スポーツ   :9校
文化芸術   :3校
工作・調理  :8校
ゲーム・レク :11校
 

5. 令和3年度は具体的にどのような活動(過ごし方)が行われていますか?


  • 放課後、校庭を開放し児童が自由遊びをする。

  • 校庭の開放、ボールなどの遊具の貸し出し。雨天中止。

  • 校庭開放、学習支援

  • 基本的には通常通りの活動と延長で18時まで行っていました。

  • 晴れの日は、校庭遊び・宿題や読書。雨の日は、宿題や読書、工作等。はなまる先生(学習ボランティアさん、学生ボランティアさん)による学習教室の開催

  • 自由遊び

  • コロナで、現在はレクなどもできず、主に校庭で自由あそびをやっています。

  • 教室での自主学習/校庭でのレクリエーション

  • 学校菜園を利用した食育活動など

  • 宿題や課題のサポート、外遊び・室内遊びのサポート、指導など

  • 教室で宿題・自由遊び。校庭、体育館で自由遊び

  • 今現在は、給食のある日で、雨が降っていない日でやっています。 長期休暇はやっていません。 時間は3月から9月か10月末まで5時まで。11月から2月末まで4時までです。 見守りはシルバー人材センターとかで登録された方が4人くらいいらっしゃいます。

  • 校庭を開放し、子どもたちの遊びを見守っている

  • 子ども達の宿題をみてあげたり、校庭で遊ぶ子ども達の見守り

  • 校庭での自由遊びを中心に、雨天時や希望する子がいれば室内で、読書や学習を行いました。

  • コロナ禍により場所の開放のみ。毎月第3水曜日は絵手紙教室を予定しておりましたが令和3年度は3回のみ開催

  • 宿題の見守り、工作などの企画

  • 学童保育とは別に、子ども達の居場所を確保できる活動が行われている。

  • 外遊び 宿題 自主学習 書道教室 キャッチボール教室 理科実験 凧づくり

  • 子どもたちの自由参加。 遊び道具(ボールやバドミントン、フラフープなど)は放課後子ども教室運営予算にて購入。参加児童数に応じた安全管理員(シルバー人材)のみで、その他の大人が遊びや運動の指導、学習の指導は行っていない。

  • サタデースクール(土曜日にスライム作りなど)

  • 今年度はコロナ禍の為校庭のみの活動で机を出して子ども達の宿題を見たり、将棋、オセロ、一輪車の補助、 アコーディオン演奏 又、安全管理委員さんが喧嘩の仲裁、子ども達の危険な行動に注意、子ども達の話し相手など

  • 基本的には、安全管理を実施。

  • 平日は校庭(雨天時は体育館)での自由遊び、特別教室での学習支援。土曜日は年4回程度、サタデースクールとしてレクリエーションなどを開催。

  • 校庭や体育館での遊びの見守りや、玄関先での学習の見守り。

  • 自然学習をベースに活動

 

6. 放課後子ども教室を運営している団体を教えてください(複数選択可)


シルバー人材センター   :6校
学運協          :2校
PTA本部役員       :4校
有志の地域住民      :7校
有志の保護者       :3校
放課後子ども教室推進委員会:9校
NPOや社協など指定管理者 :8校
委員会で選出された保護者 :0校
 

7. 放課後子ども教室開催当日の安全管理員を教えてください(複数選択可)


シルバー人材センター   :13校
学運協          :2校
PTA本部役員       :0校
有志の地域住民      :8校
有志の保護者       :4校
放課後子ども教室推進委員会:6校
NPOや社協など指定管理者 :5校
委員会で選出された保護者 :0校
 

8. 放課後子ども教室に対して課題や疑問を感じていることがあれば教えてください


  • 場所の開放だけなので、学びに繋がるような取り組みができていないことが課題。

  • 人材の確保

  • 保護者と安全管理者との連携の取りにくさやお互いの接し方、協力性

  • 前みたいに行事ができなくなってしまい、今は安全にやることしかできなくなっています。

  • 新型コロナウイルス対策を考慮しつつ、子供たちに楽しんで貰える運営方法のバランスが課題です。

  • コロナで学校、保護者、PTA、安全管理者と顔合わせて会議する機会が減った。子どものトラブルがあったときは、学校に協力をお願いしたり、保護者へ連絡していただいている。今後も連携が大事になってくると感じている。

  • 本当は、子供達が楽しめるイベント、学びの場になると良いなと思いますが、社協が運営しているので、介入しにくいです。

  • コロナ禍なので密になりやすい校内が使用できない

  • 安全管理員の確保が課題。子どもたちの自立を促し、社会に出るときに必要な多くのスキルを育む素晴らしい活動であるにも関わらず、広報が行き届かず、保護者にその意義が伝わっていない。市がここまで予算を割いて安全性を担保してくれているので、より多くの子どもたちに参加してほしい(保護者には参加するよう促していほしいし、ボランティアにも来てほしい)。

  • 運営に関して市はどのように考えているのか。ボランティアとして活動をするのか、それとも運営費を確保し事業としてやるのかどうか知りたい。

  • 放課後子ども教室推進委員の高齢化、後継者不足

  • 見守りの方の個々の判断基準が多少異なるため、指導の統一かを図る事が課題です。

  • コロナで人数制限や対策に色々動いていただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

  • 馴れた子どもがシルバー人材センターのスタッフのいう事を聞かない(なめている)。 /運営を保護者が行っているが、事故等の際に仕事をしていて連絡受けられない事がある。

  • 課題は安全管理委員さんの確保

  • 運営団体の負担が大きく、次期会長を引き受けてくださる方が見つからない。

  • 地域の方に見守りをしていただいてますが、もう少し人数が必要に思います。

 

9. 放課後子ども教室に対して希望・要望があれば教えてください


  • 放課後児童支援課が企画・運営する「イベント」はできないでしょうか?各校を回っていくような形で開催するとか…

  • とても良くありがたい運営をして頂けていると思います。また上記の項目でも記載しましたが放課後子ども側から何か保護者宛に連絡事項やお願い等あればもっと保護者に周知し預けるだけの放課後ではなく皆んなで児童の放課後の過ごし方あり方を共有しより良くできればと思います。

  • 保護者の方のマナー違反が多くなってきています。お便りを読んで頂き、ご理解をして頂きたいです。

  • ①夏の暑い日は、30分ぐらいクールダウンできるように 活動場所にしている 会議室にDVDプレイヤーなどをおいてもらえるいいです。②長期休みは実施していないが今後はやっていきたい。③一輪車の使用場所が、安全管理者から目が届きづらいので、変更してほしい。

  • 校内も使用できるようになると、参加者も増えるのではないかと思います。

  • 雨の日や校庭の状態が悪い時には、放課後子ども教室が中止になってしまうので、雨でも実施してもらいたい

  • 毎日200人以上の子どもたちの放課後の居場所になっている大事な活動であるため、できればPTAなど会員が安定して活動できる組織と一緒にできると、推進委員(希望制)がいなくなったら活動が止まる、という事態を防ぐことができると思う。またシルバー人材センターの方の存在は大きいと思いますが、一方でシルバーの方だけの運営は難しく、保護者世代以下学生くらいまでの若い人材のコミットが必要であると思う。

  • 遊びや工作などの教えてくれる団体などの派遣

  • 安全管理委員の人数が増えるとありがたいと思います。

  • 市内で全校を週5日実施を目標とするならば、実施はNPO法人等に丸ごと任せられないと地域ボランティアだけでは厳しい。 ただ、地域で子どもたちを見守ることができる事業はありがたい。平日の日中は運営を専門職に任せ、土日は地域のボランティアで遊び場を確保することが理想。

  • 希望は子ども達が放課後子ども教室で地域の方々との出会い又経験が人生の糧になれば幸いです。

  • 行政、学校、学童と運営団体の連携が円滑にできるかは、各組織担当者の力量に依存している状態である。コロナ禍での迅速な情報共有では大変苦労したため、情報を集約・配信する関係者用ITインフラなどを、各校個別ではなく市全体で整備していただくなど、効率化を検討いただきたい。

  • 見守り以外に、たまに囲碁教室やお手玉など昔あそびをやってくださっていて、とても有難いです。もう少し何かワークショップのようなイベントがあるといいな〜と思っています。

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